
群馬の八ッ場ダムと千葉の大多喜ダム。
どちらも最近近くを通りかかった時に、その存在を知りました。
存在といってもまたダム本体が存在しているわけではなくて、作っているところです。
ここ2週間で2つも建設中のダムに出逢ったので僕の中のランクは急上昇です。
興味を示すレベルってことです。
とにかくスゴいのは八ッ場ダム。
場所は都心から草津温泉へ向かう途中のJR吾妻線の川原湯温泉駅辺りですが、首都圏最後の大規模ダムといわれているだけあります。
吾妻線の車窓から見ると天空を横切るように付け替え道路の工事が進んでいます。
初めてみた時、こんな山奥にまた高速道路でも作ってるのかな?と思ったんですが、明らかに工事の規模がおかしいんです。
その辺一帯が大工事されてます。
スゴいよダム。
まだダム本体の工事ははじまってないにもかかわらすこの規模で工事するとはねー。
改めて、車で現場を見に行ってみたいです!!!
とは言っても、このダムができると吾妻渓谷と川原湯温泉郷が水没してしまうそうです。
せっかくの美しい自然を見ると、ダム建設の是非を考えさせられます。
写真見づらいですが、緑のネットに覆われている橋脚は国道の付け替え道路かなぁ?と。
特急の車内から携帯で撮ったので画質等はご容赦下さい(^^;
一方、大多喜ダムは不気味なダムでした。
工事中と言う看板はあるものの目立った川が見当たらないんです。
ダムって川をせき止めて流れてくる水を貯めるものと認識してたので、水の来ない川を堰止めてもしかたなさそうです。

建設予定地と思われる付近
そう思いながら調べて見るとなるほどでした。
なにやら、このダムは利根川の水を貯めるために作るらしいです。
昔から水の少ない房総半島を灌漑するために、100キロ以上も導水し、その最後の貯水池となるのが大多喜ダムというわけです。
ダム自体の規模はそれほどではないけど、房総半島の隅々まで水を行き渡らせる壮大なプロジェクトの一つのようです。
そして、八ッ場ダムはその利根川の上流に作られてるのがまた面白いところです。